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こんにちは！アール歯科クリニック川口芝（蕨駅から徒歩7分）です。
12月下旬ともなると、街の雰囲気がどんどん年末ムードになってきますね。
最近は「人生100年時代」という言葉をよく耳にするようになり、健康寿命をどう伸ばすかが関心を集めています。
その中で、“自分の歯をどれだけ残せるか” は、実はとても重要なポイントです。
歯は食べるためだけでなく、会話や表情づくり、全身の健康にも関わっていきます。
今回は、長く生きる時代だからこそ改めて考えたい「歯の寿命」とその守り方についてお話しします。
歯の寿命ってどれくらい？
みなさんは歯の寿命をご存知ですか？
実は、歯の寿命はおよそ50～65年と言われており、人の寿命より少し短いとされています。
そのため、年齢を重ねるにつれて、噛む力が弱くなったり、歯がすり減ってきたり、少しずつトラブルが起きやすくなっていきます。ここにむし歯や歯周病などのトラブルが加わると、さらに寿命より早い段階で歯を失ってしまう原因になりかねません。
だからこそ、できるだけ歯の寿命を延ばすためのケアがとても大切になってきます。
治療した歯は寿命が短くなる？
「治療すれば元に戻る」と思われがちですが、治療した歯は治療していない歯に比べるとどうしても弱くなります。
・詰め物や被せ物は経年で劣化する
・ごく小さな隙間からむし歯が再発しやすい
・再治療を重ねると歯がどんどん削られてしまう
といった理由で、“治療した歯 → 再治療 → 抜歯” という流れにつながりやすいのです。
だからこそ、「治療しないで済む状態を保つ＝予防」が、歯を長く使うためにはもっとも大切になります。
自分の歯で食べることの大切さ
自分の歯でしっかり噛むことは、全身の健康にも深く関わります。
- 食べ物をよく噛める
- 栄養をしっかり吸収できる
- 認知症のリスク低下につながる
- 食事の時間が楽しみになる
- 表情が明るくなる
など、日常生活の質がぐっと上がります。
歯を守ることは、年齢を重ねても自分らしく生活するための土台になります。
自分の歯を残すためにできること
歯を一生使い続けるために、今からできることはたくさんあります。
- 定期検診を受ける（3〜6ヶ月に1度）
- むし歯・歯周病のチェック
- 歯石取りやクリーニングでお口の環境を整える
- 毎日のブラッシングを見直す
- かみ合わせの状態を管理する
どれか一つではなく、これらを習慣として続けることが何より大切です。
歯は一度失うと元には戻りません。
だからこそ、今ある歯を守るために、気づいた時が最初の一歩になります。
年末年始のご挨拶
2025年もアール歯科クリニック川口芝にご来院いただき、誠にありがとうございました。
たくさんの患者様に支えていただき、無事に一年を終えることができました。
来年も、皆さまの大切な歯を長く守るためのサポートができるよう、より丁寧で安心いただける診療を心がけてまいります。
寒い日が続きますので、どうぞお身体に気をつけてお過ごしください。
良い年末年始をお迎えくださいませ。
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