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こんにちは！アール歯科クリニック川口芝（蕨駅から徒歩7分）です。
9月も下旬になり、秋を感じる過ごしやすい日が増えましたね。
季節の変わり目は体調管理に気を配る方が多いですが、実はお口の健康にも目を向けたい大切な時期です。
とくに、歯ぐきの違和感や出血など、普段は見過ごしがちなサインにも気づきやすいタイミング。
今回は、秋に特に注意したい歯周病についてお話しします。
歯周病ってどんな病気？
歯周病は、歯と歯ぐきの周りにたまったプラーク（歯垢）に含まれる細菌が原因で起こる病気です。
この細菌が歯ぐきに炎症を起こし、進行すると歯を支える骨まで溶かしてしまうこともあります。
怖いのは、初期段階ではほとんど自覚症状がないこと。
次のようなサインがある場合は、歯周病の始まりかもしれません。
・朝起きたときに歯ぐきがむずがゆい
・歯磨きのときに少し出血する
・口の中がネバつく
・口臭が気になるようになった
このような症状を放っておくと歯ぐきが腫れたり、最悪の場合は歯がぐらついて抜けてしまうこともあります。違和感を感じたら「まだ大丈夫」と思わず、早めに歯科を受診することがとても大切です。
歯ぐきの健康を守る毎日の習慣
歯周病を防ぐためには、毎日の歯磨きが基本です。
でも、忙しい毎日の中では「とりあえず磨いた」で終わってしまうこともありますよね。
大切なのは、「どう磨くか」ということ。
特に意識したいのが、歯と歯ぐきの境目（歯周ポケットの入口）をやさしく磨くことです。
この境目は、プラークがたまりやすく、歯周病菌の温床になりやすい部分。
以下のポイントを押さえて磨くようにしましょう。
歯ぐきを傷つけずに優しく磨く方法
・歯ブラシの毛先を、歯と歯ぐきの境目に45度の角度で当てます
・ゴシゴシ力を入れるのではなく、小刻みにやさしく動かすようにします
・1本ずつ丁寧に磨くことを意識すると、磨き残しを減らせます
・目安として、1回の歯磨きに3分〜5分かけるのがおすすめです
力を入れすぎると、毛先が境目に当たらなかったり、歯ぐきを傷つけてしまうことがあります。
なでるように優しく磨くくらいの感覚で大丈夫です。
フロスや歯間ブラシも味方に！
歯ブラシだけでは届かない場所の汚れもあります。
そこでおすすめなのが、デンタルフロスや歯間ブラシの活用です。
とくに歯と歯の間や奥歯の周りなどは、フロスや歯間ブラシを使うことでしっかりと汚れを除去できます。数分のケアでも、継続することで歯ぐきの炎症を防ぐ大きな力になります。
定期的な歯科受診で健康をキープ
どれだけ丁寧に歯磨きをしていても、すべての汚れを自分で落とすのは難しいものです。
だからこそ、歯科医院での定期的なチェックとクリーニングがとても重要。
特に歯石は、一度ついてしまうと自分では取り除けません。
歯石の中には細菌がすみつきやすく、放っておくと歯ぐきに炎症を引き起こす原因になります。
プロによるクリーニングで、歯ぐきスッキリ！
歯科医院で専門の器具を使って歯石やプラークを徹底的に除去することで、細菌が住みにくい清潔な環境をつくり、歯ぐきの健康を長く維持します。
さらに、定期検診では歯ぐきの状態や歯周ポケットの深さなどもチェックするため、歯周病の早期発見・早期治療にもつながります。
「まだ痛くないから行かなくていいかな」と思いがちですが、歯周病は痛みが出にくく、静かに進行する病気。気づいたときにはすでに進行している、というケースも少なくありません。
当院では、平日のみならず土・日曜にも診療を行っており、患者さまのライフスタイルに合わせたスケジュールをご提案しています。「忙しくてなかなか行けない」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。
秋こそ、お口の健康を見直すチャンス
季節の変わり目は、体も心もゆらぎやすい時期。
そんな今だからこそ、自分のお口の状態に少し目を向けてみませんか？
歯ぐきの健康は、見た目の印象や食事のしやすさだけでなく、全身の健康にも深く関わっています。
歯周病を防ぐための三本柱は、「早めの気づき」と「毎日のケア」「定期的なメンテナンス」です。
川口芝にある当院では、地域の皆さまに寄り添った診療を大切にしています。
お口に関するお悩みがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
今年の秋は、健康な歯ぐきと笑顔で過ごす毎日を、私たちと一緒に目指していきましょう！
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