「歯がしみる…」それ、知覚過敏かも?
冷たい飲み物を楽しむための対処法&予防法
こんにちは!アール歯科クリニック川口芝(蕨駅から徒歩7分)です。
東京では徐々に湿度が高くなり、梅雨の足音が近づいてきました。
これからはジメジメとした日が続いたかと思えば、夏のような日差しに汗をかく日も増えてきていますね。
これからの季節、冷たい飲み物やアイスなど、冷えているものが手放せなくなる方も多いのではないでしょうか?そんな時、「冷たいものが歯にしみる…」と感じたら、知覚過敏のサインかもしれません。
今回は、知覚過敏の正しい対処法と予防法についてお話します。

そもそも“知覚過敏”って何?
知覚過敏とは、冷たいものや熱いもの、酸っぱい食べ物などを口にしたときに、一時的に鋭い痛みを感じる症状のことです。歯磨き中や、冷たい風が歯に当たったときに痛みを感じることもあります。
歯の内部には象牙質(ぞうげしつ)と呼ばれる組織があり、何らかの原因でこの象牙質が露出すると、外部からの刺激が歯の神経に直接伝わり、痛みを感じるようになるのです。

知覚過敏の主な原因
●歯ぎしり・食いしばり:
歯の表面(エナメル質)が削れてしまい象牙質が露出する。
●過度なブラッシング:
硬い歯ブラシで強く磨きすぎると、歯ぐきが下がったり歯の表面がすり減る。
●歯周病による歯ぐきの後退:
歯周病が進行すると歯ぐきが下がり、歯の根元が露出する。
●加齢やホルモンバランスの変化:
年齢や体調によって歯ぐきが痩せてくることがある。
●ホワイトニング後の一時的な刺激感:
ホワイトニングの薬剤によって象牙質が敏感になることがある。
お家でできる知覚過敏のセルフケア
知覚過敏かな?と思ったら、まずは日常生活の中でのケアをしてみましょう。
症状が軽度であれば、お家での対策で改善するケースもあります。
① 知覚過敏用の歯磨き粉を使う
ドラックストアなどで販売されている知覚過敏用の歯磨き粉には、刺激を和らげたり、神経の反応を鈍くする成分が含まれています。毎日の歯磨きで継続的に使うことで、徐々に症状が緩和されていきます。
② 歯ブラシは柔らかめを選び、優しく磨く
硬めの歯ブラシで強く磨くと、歯や歯ぐきを傷つけてしまいます。歯ブラシは「やわらかめ〜ふつう」のものを選び、軽い力で優しく磨きましょう。
③ 食後すぐの歯磨きは避ける
特に酸性の飲食物(柑橘類や炭酸飲料、ワインなど)を摂った後は、歯の表面が一時的に柔らかくなっています。この状態で歯磨きをすると歯の表面を傷つけやすいため、食後30分ほどあけてから歯磨きをしてみましょう。
④ 歯ぐきケアを意識して歯周病を予防する
歯周病によって歯ぐきが下がると、歯の根元が露出して知覚過敏になりやすくなります。歯間ブラシやフロスを使った丁寧な歯磨きを習慣化し、歯ぐきを健康に保つことで知覚過敏を予防しましょう。
歯科で受けられる知覚過敏の治療と予防策
お家での対処法では改善しない、痛みが強いといった場合は、歯科医院で診てもらうことをお勧めします。診察を受けることで原因をつきとめ、より確実に症状を抑えることができます。
①コーティング剤の塗布
象牙質が露出している部分に専用のコーティング剤(フッ素やレジンなどの保護材)を塗ることで、刺激を和らげます。簡単な処置ですが即効性が高く、繰り返し塗布することで効果が持続します。
②レーザー治療
神経の過敏な反応を抑えるために、レーザーを照射する方法もあります。
痛みはほとんどなく短時間で終わるので、忙しい方にもおすすめの治療法です。
③歯ぎしり・食いしばり対策
無意識のうちに歯ぎしりをしている方には、マウスピース(ナイトガード)の使用で歯の摩耗や知覚過敏の進行を防ぐことができます。
歯の冷感対策を忘れずに
これからの季節、冷たい飲み物やアイスが美味しく感じられる一方で、知覚過敏があるとそれが苦痛に変わってしまいます。「しみるから…」と我慢せずに、早めにケアを始めることが大切です。
お家での正しいブラッシングや知覚過敏用歯磨き粉の使用などのセルフケアと、必要に応じて歯科医院での専門的な治療を組み合わせ、これからやってくる暑い季節を思い切り楽しんでくださいね!
「これって知覚過敏かも?」と感じたら、蕨市・川口市(青木、上青木、前川、芝、西川口、横曽根地区)の歯医者、アール歯科クリニック川口芝までお気軽にご相談ください。
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